「クレーム対応は新たなお客様を掴むチャンス」と言う人はいるが、それがどれほど大変なことなのかアンタわかってるのかい?…っていつも思っていた。

昨日のフォローを。
下の件です。
4/29(土)になってぱじゃまソフトにメールを出したら、数時間で返事が返ってきました。しかも、指定通りこちらのPC型番を送ったら、なんとPCメーカーオフィシャルサイトのアドレス(ドライバーのバージョンアップのページ)を返送してくるきめ細かさ。しかも、全ユーザーへの共通メールじゃなくて、ちゃんと私の型番のページを。
私の場合、結局それでは直らなくて(一回だけなぜか開けた)その旨連絡したら、今度は即座に再返信が届いて、ROMを再送してくれるという心意気。深謝。
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正直なところ、ここまで手を尽くしていただけるとは思わなかった*1。あの大惨事を経ても未だに公式サイトにインストール方法を載せない某メーカー*2とかの前例があったからなあ…。
実は、私の勤める会社でこのレベルのクレーム対応をするかというと…しない。絶対しない(笑)。いくら発売日が昨日とはいえ、GWの初日に何人か詰めて、送られてきたサポートメールを個々に対処なんて、よほどの覚悟が必要なのではないか。私の会社ではもちろん、コスト比較をした上で「しない」という「選択」をしているワケだが、それ以前の、製作者としての心意気を感じたよ。
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そんなワケで、私からぱじゃまソフトに改めて感謝の意を表すとともに、案外レビューサイトで語られることの少ない(と思われる)、エロゲメーカーの誠意についてのご紹介でした。

*1:今回のは、どちらかと言えば私のマシン側の問題らしい。『パペットプリンセス』が問題なく開けたんで、油断してました…。

*2:Liar-softの『CANNONBALL』の話ね。インストーラーの致命的なバクで有名なこの作品、既に初回版のインストール方法は有志によって確立されており、プレイできないことはまず無いんだけど、メーカーは公式に認定してない。というか、公式には何もない。