読み手の限界

ま、そんなわけで『Destino』のレビューを書いているのですが、かなり伏線の数多い作品ですので、非常に難儀してます。プレイをしている人がほとんどいない作品だと思いますので、ネタバレしないように…とも考えましたが、構成力の素晴らしい作品を紹介するのにそれは無理だと諦めました(汗)。
初回プレイ三時間程度の作品と先に書きましたが、今日既に三巡しています。そこまでして、ようやく全体像が掴めてきたという感じです。プレイしながら重要場面のところで取ったメモ(ほとんどは科白の転載)が、1800字を越えました。もちろん作品の色によりますが、本気で読むとそれくらいになってもおかしくないと思うのです。
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何が言いたいかというと、プレイ直後の感想というのはあまり当てにならないというコトです。『オルタ』の話です。それは、印象でしかないですから。
特に大作の場合、一度読んだだけで伏線を全て回収できる「読み手」はまず存在しません。それがどんなに優れた伏線であっても、です。また、プレイ直後は感情的になってます。(後から思えば)肯定しすぎるということもよくありますし、逆にイメージに反して否定しがちになることはその比ではありません。
少なくとも感情的・否定的な感想は、感想を参考にする分には若干割り引いた方が得策だと思います。
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ageスレとかも若干覗いてきましたが、まだ『オルタ』がどんな作品かの全貌が見えないんですよね…。