最近、トキメいてますか?(笑)

私は基本的に、リアルで女性と出逢っても、「一目惚れ」とかそーいうことはあり得ない人間だと思う。その人の内面を知らずにいったい何がわかるんだ、と。そーいう風に考えている。
だから、私にとって、「好みのタイプ」ってのは、あまり意味を持たないモノだと思っていた。例え「好みのタイプ」でなくても、私はその女性の「何か」に惚れだしたら、「タイプ」なんぞ気にも留めないんだろうな、と。
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で、そんな私の「タイプ」を挙げてみる。
・凛としたクールビューティー
・横顔の綺麗な人。
・あまり笑わない方が好き。
・突然髪を下ろしたりして、パッと雰囲気が変わるのが好き。
・私の目論見を読んでしまうくらい勘の良いヒト。
・自分の意志でどんどん突き進んで行くヒト。
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こうして考えていって気付いたんだが、「片桐 恵」はそのまんまじゃないか…。ホントに、ついさっき気が付いた
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私は『鎖』という作品を高く評価したエロゲーマーの一人で、実はこういう人はあまり多くないようだ。その中でも、この作品の「ヒロインの偏り」を肯定し、まさにそこを評価しているとなればホントに私くらいしか居ない。
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しかし、コレを踏まえると、ちょっと風向きが変わってくる。
私は冒頭からこの作品を「読んで」、それで、この展開は「必然」だと感じた…「つもり」だったのだが、もしかしたら…順序は逆だったのだろうか?
私は、「自分にとってストライクゾーンど真ん中」のヒロインを無意識的に(ここ重要)見つけ出したからこそ、彼女をこの作品の中心に据えたのだろうか?
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繰り返すが、恵が私のタイプのほぼど真ん中だったコトは、本当についさっき気が付いた。プレイから二週間経って、レビューも完結してこの作品の評価が確定してからもうしばらく経つのに、今頃気付いた。
これは、「私」という人間にとって、すっごく意外だった。
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私が、これまでの経験から、言わば「理詰め」で結論を出していた「タイプ」と、
「感覚的」に「無意識的」に惹かれていたヒロインの像が、見事なまでに一致したからだ。
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そして、それを「自分で全然意識出来なかった」ことに驚き。
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私は、私自身を、もっとガチガチの理屈派だと思っていた。「感覚」と「知覚」の乖離など、自分の場合はまず起こらないだろうと思っていた。それが在る場合も、これは「感情的に好き」というコトを「理解」した上での話だと思っていた。
簡単に言うと、私には「無意識の領域」は無いと思っていた。「感情的」「理屈的」の差はあれど、それらは全て「意識」の下に在るとおもっていた。
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おお…そう考えたらなんだかドキドキしてきたよ。
いい歳をして、今になって初めて、「惚れる」という感覚を味わったような気がする(笑)。
コレは…確かに落ち着かないけど、なんだか…アレだなあ(謎)。