Webサイト・Blogに何を書くかということ。

私は、エロゲの攻略サイトをよく利用します。最近はまずERCで検索して、その中で複数のサイトがあった場合には愚者の館を優先的に使ってます。このサイト、見易いのに加え、オフラインで使うためにHTMLを保存する時、画像ファイルを使ってないので楽という事があります。
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あそこの日記にありますが…最近は攻略サイトのパクリですか…。
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これに関しては、「こんなことやって何が嬉しいんだろう」としかコメントのし様がないです。何か目的なのか理解不能…。そんなコトしてアクセスを増やしたって、「意味が無い」でしょう。だって、そのパクったモノを見られて、その人は帰っていくわけですよね?それって…楽しい?
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私のレビューサイトのテキストをパクる人はいないと思います(笑)。そもそも、その人と完全に意見の一致するレビュー自体が、おそらくここには一つもないでしょうね。
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今回の『鎖』もそうですが、プレイ後〜レビュー執筆までの間、私は全く他の人の感想を読みません。影響される可能性を恐れるコトもありますが、その、「自分の感想」を固めるまでのプロセスが、レビューを書いていて一番面白いんです。そして蓋を開けてみたら、他の人の感想は全然違ったりします。それが、また面白さです。
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私は、私の思う感想を見事に書いてくれるサイトを見つけたら、自分で書くのは止めるかもしれません。でも、長いことWebを見てますが、エロゲに限らずそんなサイトはありません。似ていても、同じでは決してありません。当たり前ですが。
私が、ネットに出会って良かったと思うのは、この、当たり前の事実を確認できたことですね。「私の考え」は、教科書にも載ってないし、ぴったり同じモノを抱く人もいない。それが人に言われて間違いに気付くこともありますが、それもまた良し。
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最近、この日記や掲示板にコメントをいただく機会が増えました。非常に嬉しいんですが、文章上とはいえ手放しに絶賛されると、こちらの方が逆に疑問を抱くことがあります。「共感した部分がありました」くらいのコメントが一番安心ですね…。
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レビュー…というか「自分の感想」「自分の感じたこと」を書くのって、楽しいですよ。書き続けていれば、「なんで自分がこう考えているのか」が次第にわかってくるからです。これは最高の楽しみ。
他人の書いたものを読んで、その人のことがわかってくるのも面白いですが、何より今までの生涯で最も付き合いの長い人間は「自分」です。そして、そいつのことは、意外とわかってなくて、ふとした拍子に見えてくることがあります。欠点が見えることもありますが、それは直せばいいんです。そして、そいつの「新たな魅力」も見えてきます、たまには。
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どんな些細な感想でも日記でも、「自分オリジナルのモノ」を書いてみてはいかがでしょうか?人に実際に見せなくても、書いたモノを(比較的)客観的に見ると、本当に面白いですよ?