アーメン

さて、今日は一つ、懺悔でもしてみましょうか。
如何にして私はエロゲという存在を知ったか、です。
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私がPCを買ったのは大学生時代です。その頃はまだ今のように誰でもパソコンを持っているというワケでもなく、むしろ私が就職活動を始めた頃に急速にその必要性が高まった時代でした。
当時はもちろんアナログ接続。そして、テレホーダイ全盛期(?)です。私も例に漏れず、時計が23時の針を差すのを心待ちにしていたクチでした。
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私は、PC購入後一年くらい、何故か頑としてインターネットをエロ画像目的に使おうとしなかったんです。この頃の私はエロ小説にハマっていて、むしろフリーのエロ小説サイトを探しまくっていた頃でした(爆)。
しかし、就職活動も終わり、一週間に二時間しか大学へ行かないという極限状態の中(笑)、私の生活は昼夜逆転していきます。夕方起き、夜が明けて朝刊を読んでから寝ます。そうなれば、使い放題のプロバイダーと契約していた私は、毎日9時間インターネットし放題なワケです。
もちろんアナログです。重いファイルをDLするとすぐ詰まりましたが、深夜3時頃になればだいぶ楽になります。そもそも時間は腐るほどあるわけで、ハングしない限りはどうにでもできるんです。そうやって私は、次第にエロ画像収集に向かっていきました。
ただしここで、私は次第にあろうことか二次元の方へと進んでいきました(笑)。その頃はまだ、インターネット上でエロゲ画像のフリーの配布サイトってのがまだあったんですね。私はこの頃に、相当数のエロゲの画像をDLしてます。もちろん今から考えれば違法に決まってるんですが、あの頃の愚かな私はそんなことにも気付いていませんでした。その頃はまだ、その画像が「エロゲ」のモノだということすらよく知りませんでした。ちなみに、今もまだ相当数の現物を所持してます。
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こうやって知ったエロゲで、今現物を所持しているモノってけっこうあります。
例えば、今日「グラフィックNo.1」に挙げた『Mi・da・ra』(MINK)を実際に購入したのは今年の冬でしたが、私は4年前にこの作品の全ての画像を持っていたんです。
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もちろん、こんなことをエロゲメーカーが許すはずもなく、エロゲ画像サイトはある夜に一気に姿を消しました。おそらく何らかの圧力がかかったんでしょう。
さて、問題は私です。それまで毎晩のように行っていたサイト巡回ができなくなりました。こうなるともう欲求不満です。しばらくして、ついに私は、手持ちのエロゲ画像の中で比較的お気に入りだった『よくできました。』(Triangle)の購入に走りました。これがけっこうエロくて面白かったのです。続いて選んだのは、同じく画像を所持していた『サフィズムの舷窓』でした。あとはもう、坂道を転がり落ちるかのようでした。
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私はこの日記でも何度かWinnyを批難してますが、その根底にあるのは、過去の自分への罪悪感なんでしょうね。確かに、学生時代って金が無いんです。それに、社会性に対して無知です。あの頃の私は、自分が無知であるがゆえに罪人であることすら知らなかった。
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私はもはや社会人であり、学生のエロゲーマーよりも金を持ってます。なので、私は出来るだけメーカーに金を落としたいと思っています。もちろん、その価値を認めるメーカーに対してだけですが、かといってどんなメーカーであっても・どんなクソゲーであっても対価を支払わずにプレイするなんて論外だと思ってます。また、出来るだけ新品を買おうとしたりもしてます。これらは全て、過去の自分の行為に対する謝罪の意味も込めて…ですね。
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ただ、これは結果論ですが、あれだけエロゲ画像が氾濫していたのが一気にシャットアウトされて、それはそれはモーレツな広告効果を生み出したんじゃないかと。あくまで結果論ですけど、私はこうやって今、エロゲを昨年一年間で50作以上購入し、総額で●十万円も使っているワケで。