例のアレの話

まあ、私もよくやるんだ。ErogameScapeでの評価の操作ってのは。
judge13というIDで私が書いた感想
 :
やるといっても、複数IDを取って、複数の点数を付けるなんてアホなことはしない。私がやるのは、「如何にこの作品が素晴らしいか」を人に伝えるという単純なことだ。
例えば、前にも書いたがこれ。『こなたよりかなたまで』の感想
これは、私がこのHPで書いた文章とは雰囲気が違うことに気付かれただろうか?本レビューに比べれば遥かに短い文章の中に、「これでもかとインパクトを与えるような書き出し」と「この作品に対するマイナス評価への抗弁」を踏まえて書いた文章のつもり。本レビューの方が私の抱いた率直な印象で、ErogameScapeに書いた方は「人に読ませるため」に修飾した文章だとも言える。そういう意味では、このコメントに随分と投票をいただいたのは本望であり、同時に少し申し訳ないくらいである(汗)。
 :
で、ここであっさりと告白するが、ErogameScapeに逆の思惑で書いたコメントもある。そう、「そんなに面白くないだろう」という意のコメントが…。
でもこれって、あそこに書き込む全ての書き込みに、多かれ少なかれ同じことが言えるはずだ。みんな、なんで不特定多数のあの場に書き込むかっていえば、そのためじゃないか。何度も同じことを書いてるような気がするが、あそこの点数はそれを踏まえて見るものだ。
 :
まあ、それは当然の話であって、同じく当然の話として、常識は守ろうよねえ…。ErogameScapeは限りなくオープンスペースだけど、「個人サイト」なんだから。あそこで私に許されることは、固定IDで点数+コメントを書くだけ。それ以上はマナー違反。その範囲内で「如何に世論を動かせるか」に挑戦するのが楽しいんじゃないか?
 :
今回と似たようなバッシングは、Winny利用者に対しても感じる。Winnyの利用の大多数に正当性は無いと思うが、かといって、昨今の過度の攻撃性は気になる。
このErogameScapeとWinnyに対する騒動を見ていて、今の若者は(この言い方が、俺が歳を取った証拠だがw)正義に飢えてるんだなあ…と思わずにはいられない。何であっても目立つ奴を叩いたのが一昔前なら、今は、何か弱みを見せた奴に喰らいつく瞬間を待っているような気がする。
誤解を恐れずに言えば人を叩くのは楽しいのだ(笑)。だが、「自分が悪いことをしていけない」という意識はあるんだろう。それを、誰にでもやってはいけないという意識はあるんだろう。それが「悪い奴」なら、比較的、罪悪感無くそれができるということだ。
 :
ちょっと前よりは良くなったような気がする。
だけど、この日本では、基本的に自力救済は認められていない。泥棒に入られて、後日その泥棒に街中で出くわしても、そこで自力で捕まえて盗まれたものを取り返す…ということは許されないのだ。
まして、他人の庭で悪さをした奴を見たからといって、そこに入り込んでいって大きな顔をするのは完全なやり過ぎだよ。ひろいん氏は非常に良くできた管理人(だと思わずにはいられない)だけど、私が自分のサイトで似たようなことをやられたら、そりゃ怒るよ。それは、重複投票にも、それに対抗することにも、どちらにも。