『School Days』二日目①

昨日に引き続き。ちょっと疲れてきました。
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世界のベストルートと思われるエンドをクリア。
今回は最初からネタバレ臭いです。
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昨日の時点で既に、私は世界に対する印象がだいぶ悪いのです。主人公は論外なので別にすれば、まさに中学生テイストの身勝手さが最も炸裂するのが彼女だと思うのですよ。
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このルートも、「明かされた関係」(第三話)→「もう迷わない」(第四話)へと続く流れが最悪。学祭のあの涙は何だったの?言葉に手を差し伸べることもせず、アレから二人で踊りに行ったというの?これがバッドルートの一展開というのならまだ許せないこともないですが、これが世界の最も真っ当なルートというのですから、性質が悪いのです。その後の言葉の転落は言うまでもないのですから…。
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最終話「刹那の想い」で、これまで比較的出番の少なかったサブヒロイン・刹那に美味しい所を全部持っていかれます(笑)。
最終話のバッドルートを見るまでも無く、刹那が言っていることは全てが世界のためにというワケではありません。いくつかは刹那の本心のはず。だって単に世界を引き止めるための工作なら、あそこで「服を脱ぐ必要は無い」じゃありませんか。
そう、このルートは、世界が言葉に対して行った仕打ちを、刹那が世界に対して行っているに過ぎません。ただ一つ違う点は、刹那は世界の紛れも無い親友であり、自分の本心はさておき最後まで友人である世界のことを「考えています」。ですが、最後まで世界は言葉のことを「全然気に留めていない」んです。このエンドの果てに、世界が言葉に取った行為に気付いたという描写はありません。この最終話にOverflowがおそらくはわざと「光の片思いの行方」を描いていることからしても、現在の言葉が更にマズい状況に追い込まれているのは確かなのですから…。
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これが本当の「世界ルート」なのだとしたら、この主人公とこの世界というヒロインには、幸せな結末は用意されていないと言うしかないのです。
何度も言いますが主人公は論外です。しかし、この世界というヒロインにも、「ハッピーエンドを与えられる資格が無い」と私は思いました。
ま、昨日の繰り返しになりますが、中学時代なんてこんなモノでしたけどね。