『School Days』二日目②

刹那ルート(?)クリア。
今作の最優秀助演女優は間違いなく彼女ですね。
以下ネタバレ(大)
 :
「一番最初だった」彼女。
刹那と世界が親友だったことを踏まえても、
世界が出来なかったことをあっさりとやってのけた彼女。
恋愛を前にしても、友情を忘れない彼女。
それでいて相手に流されず、場合によっては「自分の意志」を貫く強かさ。(エンドのこと)
 :
世界ルートの彼女の役割もそうなんですけど、なんだか世界の魅力をそぎ落とすかのようなキャラクターですねえ(笑)。
パリ行きの話が出た時、母親に反発し、かといってそれ以外の方法をなかなか探そうとしないのが世界なら、刹那は一言「母を一人には出来ない」コレが言える。彼女はもちろん恋愛もないがしろにはしないけど、友情も家族愛も捨てない。そういう、ごく当たり前の人間性を持つ人間がこれまで一人も存在しなかったこのゲームだからこそ、彼女の姿は(それは人間として当たり前のことだと思うのですが)光るのです。
やっと、まともなストーリーが見れたなあ…。
 :
そして、刹那という第三者が登場したことで、意外と世界と言葉の間もちょっと落ち着いたり。このルートの第五話は、両者が「同じスタートラインに立つ」ので、ここ上手くやれば、二人の仲は取り戻せると思いました。もっともそれは、本当に身勝手でずるい女=世界のキスで崩れ去るのですが。
つうかこの西園寺世界という女、そういう気は本当に微塵も無いんですね。