久しぶりに再プレイしてみよう③『ほとせなる呪、ちよせなる詛』

『ほとせなる呪、ちよせなる詛』(Project-μ)を再プレイ。
真澄ルートに行きたかったのに何か失敗した(涙)。
評価はA(良作)据え置き。
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とにかく「プレイがしづらい」という印象は変わらず。
メッセージ送りのテンポの悪さとバッグログの見にくさにちょっと閉口。
あと、過去のμ作品をプレイしてわかったが、ここは音楽的素材をかなり流用しているんだな。今作オリジナルのBGMの方が少ないんじゃないか?ちなみに、CGも一部そう。
総合して、この作品を作ったのがもし同人なら絶賛する。それだけ、「普通じゃないところを目指した」ことは評価したい。だが正直、商業としては確かに辛い。Project-μが消失した理由もわかってしまう。基本的なところに詰めの甘さ…というか荒さが目立つのだ。
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『彼女の願うこと、僕の思うこと』でも感じたのだが、ここの作る主題歌はすごく好き。作中では「ちょっと前のうら寂しい流行歌」という設定のこの主題歌は、なんとも独特の感じでこの作品のエンドロールには最適と言えるだろう。
そして、あの着メロSEはやはりイイ!自分のケータイのメール着信音をコレにしてたら、プレイ中に突如メール着信があって、わかっているのにビクっとしてしまいました(笑)。
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結果、『はるのあしおと』に続き、1stプレイ時と印象はあまり変わらなかった。これでは、この企画そのものの意味が…。