出張の夜はこればっか

SEVEN-BRIDGE』レビューを大幅に修正。
今回もトップから入ってください。前も総合評価前と総合評価後でわざと区別していた内容を、1ページ目2ページ目に完全分割しました。
 :
名作は必ず凡作を呼ぶ。
腐り姫』が『CROSS†CHANNEL』の評価を押し下げたように。
『天使のいない12月』が『陽だまりの陰で』の評価を押し下げたように。
こなたよりかなたまで』が『君の望む永遠』『ホワイトブレス』の評価を押し下げたように。
『Forest』が『AngelBullet』の評価を押し下げたように。
 :
おそらく、この作品の評価を押し下げたのは、『Forest』もさることながら、
らくえん〜あいかわらずのぼく。の場合〜』なのだ。
あの作品は、あまりに「一生懸命」過ぎた。
その「一生懸命さ」は、今まで他でもないライアーソフトに私が見い出していたモノだが、それがちょっと欠如したこの作品の評価を押し下げたのは、やはり『らくえん』なのだ。あの「ドキュメンタリー」は確かに反則であり、おそらくはこれからの月面基地前にも大きな影を投げかけるのだろうが、エロゲ界全体に投げかけた影響は無茶苦茶大きいのだと思う。