7:20 一晩あけて

SEVEN-BRIDGE』つづき。
さて…各所で今作の評判を覗いてきました。まだ私は何一つ他所に書き込んでいませんので念のため。
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そうですか。やっぱり世間では萌えゲー評価ですか。そう素直に見た人の評価はそれなりに高いようです。加えて、ぼちぼち、考察を考えていた人の不満もちらほら…。
それにしてもライアー好きの皆さん、第四の橋のアレについては寛容すぎますよ。誰もバグだって言い出さないし…。アレは、演出上もマズいモノだし、言ってみればパッチで直す必要のあるバグよりもずっと手に負えないですよ。
やんばるさん、あなたは「時間のムダ」で言ってましたが、バグさえなければいいのですか?今作、確かに誤字を除いてバグはありませんし、発売日も守りました。しかし、そのお釣りが今作の未完成度であれば、それでは全然つりあいません。それは…バグ発生以上に「誠意に欠ける」モノだと思いました。ちょっと憤慨してます。
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私の評価としては、まず『AngelBullet』これより高い点数は付けられないな、と。加えて、『Fate』これにも全然及ばない。この時点でかなり低い評価にしようと思いました。
あとは、『PINKPANZER』との比較。「個別シーンごとがちぐはぐ」という点で共通する点があります。これよりは辛うじて上にしました。ですが、あくまでのその要因は、基礎的なテキスト描写&グラフィックレベルだけの話です。一方で『PINKPANZER』に一貫する「"戦中"の雰囲気」のような筋の通ったモノがありませんので、危ないところでした。
地雷評価すらちょっと考えたんですが、それは流石に期待の反動が過ぎるな、と。
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今作の時代背景に関しては本当に「意味と重みが無い」んですが、こんなモノを用意した理由自体が、「バトルを描きたかった」、それだけのような気がしてきました。先に『Fate』と比較したのはこのためです。
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予約特典の小冊子に原画・中村哲也氏のコメントが載ってました。

とにかくお話としては枝葉末節はどうでもよく、とびきり不幸にまみれた生い立ちのクウとエマ、二人が幸せになって欲しいと思いつつ描きました。
おぼろげな記憶にさえも無く、他人事としてしか知らない幸せに向かって不器用に歩み寄る二人がそれでも最後は抱きしめ合って、仲間から祝福を受けて「めでたしめでたし」と終わってくれればと願っていたのです。

この文章読んだ時、ちょっとガクっときました。_| ̄|○
ああ…そういうことですか。『腐り姫』は氏と私の観るモノが一致したからこそ惹かれたんですが、今作はそうはいかなかったというコトですね…。