これだけわ

後になってからどうこう言うのもアレなので、体験版をプレイした限りの、私から見た、今作の「テーマ」の想像をちょっと書いとこうかと思います。
それは、「帰還」なんじゃないかと。
この作品、ジェーン・ジョエル・おにうのアジア組=「出発する者」と、クゥ・モーガン・グリエルといった欧州組=「帰還する者」で、雰囲気が全然違うのです。それが何に起因するかというと、既に故郷が滅んだ人間と、今もなおその最中に生きる人間の持つ感覚の違いではないでしょうか?
それはそのままプレイヤーにも反射し、「失われた」ということを実感している人間と、今まさにその真っ只中に居る人間とでは、たぶん、この作品の見方が変わってくるような気がします。