ミニミ&ムーナス

ついにTerraLunarは公式サイトもお亡くなりになり、そして先日、ついに月面基地前のサイトが立ち上がった。
http://www.moonbase.jp/
とりあえず、『ザーリャ 夜明を待つ星』と『リーチっっ! フルティルト・ブギー』は未だに開発中となっている。何もかもが未定だが…。
その反面、『ロケットの夏』と『しすたあエンジェル』の再販が決定。噂では、5月には『しすエン』と一緒になって『らくえん』も再販される予定だとか。
以下、キャラフェスで配布されたというビラより(2chのカキコの無断転載)。

月面基地前とは?
わりと誤解されがちなのであるが月面基地の「前」なのであって、月面基地そのものではない。
月面基地といって最初に思い浮かぶのは英国TVシリーズ謎の円盤UFO』に登場するSHADOのムーンベースだ、という人もすくなくないかもしれないがそんなに多くないかもしれない。
だがまあこのさいそれは関係ない。月面基地前は、その名前を出せば、少なくとも一部のコミュニティでは分かった人のふりができるアダルトゲームブランド・TerraLunnerの開発チームの一つだった。付け加えるとチーム名の第2候補は「蟹枕」であった。どうでもいいですな。
さて、月面基地前は過去3作のエロゲを発表している。当時の世相を反映し<妹萌え>を強く意識した第1作目『しすたぁエンジェル』。SF小説にインスパイアされた第2作目『ロケットの夏』。
この両作品はいわゆる業界の<売れるフォーマット>から逸脱した作風のせいかほとんどの流通関係者・小売店から気持ちよく黙殺されたが、選民意識の強い一部のユーザからは熱狂的な支持を受けた。
そして第3作目『らくえん〜あいかわらずなぼく。の場合〜』の華々しい特攻を最後に、月面基地前はTerraLunnerから離脱するはずだったが色々あってTerraLunner自体が先に消滅し、月面基地前は独立ブランドとして別会社から新規に旗揚げすることとなった。
独立後第1作はかねてからユーザーの要望が高かった『ロケットの夏』フルボイスバージョン……といえば聞こえはいいが、実は買収資金の早期回収を図った某投資グループの陰謀であるらしい。
初手から不安を感じさせる新生・月面基地前に今年もいろんな意味で目が離せない。……っていう目を離さないでください! お願い!!
(注1)「TerraLunner」ではなく「TerraLunar」なんですが、連さん。
(注2)「……っていう目を離さないで」→「か」が抜けてますな

らくえん』やってりゃ、この再販が「運転資金の確保」目的であることはすぐに想像つくよなあ…。開き直って堂々と書きやがった(笑)。
何せ前作で自分達の裏側の細かい所は全部見せてしまったようなブランドであり、全く先の見えない新作もそうだが、HPの製作一つにしてもなんだか切羽詰ってるような感じがしてどこか危うさを感じさせる、もはや「生けるネタブランド」として、今後も月面基地前からは目が離せない(笑)。