信じらんない

Nitro+のオフィシャルHPから抜粋。

ニトロプラスダイレクト専用商品「アンリサンタテレカ」の販売が、12月13日(月)から開始されます。

信じらんない。
天使の二挺拳銃』ってそういう作品か?この作品、『沙耶の唄』と同じく本編が「どシリアス」なんだろう?笑いの要素が「ゼロ」な作品の発売前=プレイ前にそんなモノを作ろうとすることが信じらんない。これを見て「アンリ萌え」とか思う奴にこの作品を買って欲しいと思っているのか?
コメディが皆無の作品というのは、実はシリアスが皆無の作品と同じ地位にある。「重みが無い」のだ。何故なら現実には笑いも涙もあり、そのどちらかに偏ったモノは「非現実的」だからである。だからといって、こんな本編に何の関係も無い(と思われる)軽いモノを足せばいいかというと決してそんなことは無い。
要は、「Nitro+はシリアスに徹し切れてない」のだ。本当にこの作品で「生と死」を描くのなら、そんなグッズは全く必要ない。むしろ邪魔である。そんなこと誰が考えてもわかる。だが、彼らはそこまでこの作品に対して「覚悟を決めていない」。
沙耶の唄』でもっとも気に入らなかった点は、簡単に言えば最後の展開がいつものドンパチものになったことである。沙耶という存在を突き詰めるのなら、それは不要だったはずなのだ。今作についても、この販促体制を見る限り…所詮はいつものニトロ調で終わるだろう。だから手を出そうとは思わない。