変われば変わるもの

マンガ『げんしけん』(木尾士目)5巻を購入。
最初にこのマンガを読んだ時は呆然としたモノだ。私は木尾士目の前作『四年生』『五年生』を読んでいたので。『四年生』『五年生』は法学部を卒業して司法の道を目指す芳乃♀と、留年して5年生となった明夫♂の関係を書く作品。法学部の人間として、「ウチの学部にもこういう女いたなあ(笑)」&「法曹を目指さない法学部生の感覚なんてこんなモノだよなあ」という相反する要素を含んだ作品である。この『げんしけん』とは180度異なる不思議な恋愛モノ。
だからこそ…こんなヲタにしか書けないような次作にはビックリの一言だった。もっとも、私の方もなかなかの勢いで付いていってるんだが。_| ̄|○
ちなみに、この作品の劇中劇ならぬ作中作である『くじびきアンバランス』の作画は、かの『行殺新選組』のゲンガーである八雲剣豪氏だったりする。妙なところでブレイクしたなあ…。