2005-08-18から1日間の記事一覧

自殺論②

: 『罪と罰』(ドストエフスキー 以下、岩波文庫版)のラストで、主人公・ラスコーリニコフはネヴ河の淵に立ちながら、結局、妹・ドゥーニャの待つアパートへと戻ってくる。 ドウーニャ 「もう、苦しみを受けに行く覚悟は、ついてらっしゃるんでしょう?兄さ…

自殺論①

: 自殺ってのは、片時も肯定してはいけないと思う。なぜなら、ふとそれを考えた時に、そっち側へ引っ張られることがあるからだ。そして、それが発現したが最後、もうこっち側へは戻って来れないからだ。自殺なんて、常に嘲笑と皮肉をもって見ておくべきだと…

これから、全く趣意の異なる二つの文章を。なぜかこれがどっちも私の本意だったりします。これらが組み合わさって、私は『narcissu』を楽しめなかったんですね。プレイした直後は、ここまで意識はしなかったんですけど。 なお、今日のこの日記だけは、一切の…