『らくえん』を愛する人ならば

私が今回のW杯で何より期待しているのは、オランダの試合だ。とはいえ、見たいのは、ファン・ニステルローイでも、ロッペンでもない。何より、試合前のオランダ国歌「Wilhelmus/ウィルヘルム」が聞きたいのだ。両国の選手と観客とが、あの曲を前に神妙になるのが見たいのだ。

2ch工作板・こなたよりかなたまでスレでの一コマ

182 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/01(木) 20:34:21 id:F3OC1TTv0
無理矢理に流れをねじ曲げさせてもらうけど、
こなかなの二次創作って何かある?
二次創作データベースに登録もないし。
SS系だったらこれしか見たことない。
http://www.geocities.jp/judge13th/o18/konakana_ss.html


183 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/01(木) 20:48:49 ID:0gWOMJoZ0
あくまで個人的な意見だけども
この作品にSSは必要ないと思う。
っていうのはこなかなはやっぱり個々人でそれぞれ違うエピローグがあるから
それをSSっていうかたちで固定化すんのはちょっとな、って思うわけよ

リンクを貼ってるのは私の書いたSS。
だけど、183さんの意見には激しく同意。
私のSSは「私の出した答え」だから私にとっては無茶苦茶に大きな意味を持つが*1、他の人がそれを読んでただ受け入れるというのは…それは意味が無い。この作品は物語として「与えられる」よりも、いつか死に、いつか死なれる私達にとっては、「読む」ことが必要なのではないか。それがこの作品の最大の魅力ではないか。私は佐倉シナリオの「最期」を「描かなかったこと」は、むしろ肯定したい。

*1:あれを書くまでに、プレイから一年近く経っている。そして、私はあの一つしかSSを書けなかった。むしろ、あそこへ至るまでの過程が大事だったんだろう。

894さんへ

ラスコーリニコフ(『罪と罰』)って、けっこうヘタレな奴だ。
 :
ナポレオンになれると信じていた男。自分に対する確固たる自信と他者に対する圧倒的優越感を持っていたはずの男。なのに、老婆を撲殺した後は「罰」に恐れるしかなかった男。最後まで「罪の意識」を持たなかった男。ネヴ河の淵に立ちながら、結局、自宅に戻るしかなかった男。「だがドゥーニャ、お前は、僕が単に水を恐れたのだとは思わないかい?」。ソーニャに対する偏屈な態度。彼を気遣おうとするソーニャに対する嫌悪感。「俺にはあの女の涙が入用だったのだ。あの女の驚きが見たかったのだ。あの女の心の悩み苦しむのが見たかったのだ!」 スヴィドゥリガイロフの自殺を聞いた時の衝撃。呆然としたまま警察署を出て、そこでソーニャの悲痛な表情を見た時、彼は、にたりと笑って、引き返していく。
 :
これを読んだ大学2年の秋、私は私の限界を知ったよ。

雑記

ようやく落ち着いてきたのかな*1。まあ、仕事もあるし、これくらいの方がやり易いと正直思う。アクセス数というのは、「増やす」のは簡単でないけれど、実は、「減らす」のもまた難しい(笑)。「ゼロにする」のは簡単なんだけどね。
私はコメント新着通知を携帯に飛ばしてたんだけど、それを恐々として開くようになったのはいつからだったか。いやあ、まあ、それはさすがに本末転倒の話だよね(笑)。
何回か書いたが、私の場合、他の方のコメントに返事を書くのって、すごくエネルギーが要る。私は自分の気の向くことなら、仕事から帰ってきて数千字書くことも厭わないが、レスの場合、わずか数文のコメントにすごく悩んだりする。むしろ対極的な議論の方が、「自分の意見」を書くのが基本だからやり易い。そんなわけで、コメントを返さなかった方ゴメンナサイ。
 :
実は、私はBlogを他に用意してたりする。もちろんハンドルネームはJudgeじゃなくて、ここへのリンクも貼ってない。まだ誰も知らないし、そもそもコンテンツも全然構築してない。何を書くのかも含めて検討段階の試行錯誤中。まだ続けるか…始めるかどうかも微妙。だが、ここと切り離した匿名状態でやることは間違いなかろう(笑)。「やり方」はもうわかったから(笑)、その時はその時ということで。

*1:この日記のプライベート化は、6/4(日)を予定。いちおう、過去ログは移転して残すつもり。