ついに活字デビュー

実は、本を書くことになりました。
もっとも、仕事の一環です。要は会社が請け負った部分が私に回ってきただけの話で、私の名前で書くワケではありません。しかも6月の締め切りまでこれにかかりきりになるワケではなく、通常業務をしながら片手間に進めるくらいのモノです。別に創作物ではなく、言ってみれば歴史(とはいってもそんなに古いモノじゃなく、ここ10年くらいの話)を纏めて書きます。歴史モノなので、前版以前で書いた部分については基本的に前版をそのまま使い、新しい部分だけを付け足します。新規ページ数としては、せいぜい100ページくらいの予定です。それ以上になると前を削らなきゃなりません。報酬は150万ですが、もちろん全部会社に入って私には何もありません…。
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Amazonで検索してみましたが、前版はなんと在りました。ISDN付いているのか…。しかもまだ購入可能のようです。ま、少なくともこの日記を読んでいる人でこの本を読む人はまずいないでしょうね。
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そんなわけで、ぼちぼち、原稿を作らなきゃなりません。要は歴史書なので、オリジナルの創作意欲は必要なく、むしろいかに効率的に資料を集め、要点を見切るかがポイントです。
そのため最近、いろんな関係する書籍を読んでいます。それは、特定の学者・ライター等、一人が主張を交えて書いた本よりも、関連団体の出した機関誌みたいなモノの方が使い易かったりします。ところが、その場合、「あ、ここで執筆者が変わったな」って、なんだかすぐにわかるんですよね。例えば日付が年/月から年/月/日表記に突然変わったりするのははっきりしていますけど、その登場以前に細かい文体一つでなんとなく気付いたりします。これはまあ、複数の人間が書いてそれを統一編集せずに出されたテキストを何度も読んできたゆえなんでしょうな(苦笑)。
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ま、感情を入れる余地の無い本なので、作ってて面白いモノではないですね(苦笑)。余裕があったら、縦読みでも作ってみようかな…。