一夜明けて

今まで、lightの作品は、『Magistr Temple』『Dear My Friend』『群青の空を越えて』と、そして『Imitation Lover』と今回で4作目なのですが、ここに来て初めて、ASを書いてみようかな、という気になりました。
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AS(AnotherStory)とは、lightが処女作から備えている機能で、要はプレイヤーの方でシナリオとスクリプトを組んで好き勝手な作品を作れるようにしているシステムのこと。
作中の画像と背景と立ち画とBGMとSEが全部使えるので、言ってみれば、本編と全く同じ土俵で勝負が出来るという代物。クリエイターとしていい度胸をしているとも言えるんですが(笑)、lightの演出があまり強くないのは、これに拘っているからだと言えなくもありません。
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これまで経験したlight作品は量的に足りないと思った部分もなく*1、何をやっても蛇足になるような気がしてました。それ以前にスクリプト指定があまりに面倒くさそうで(笑)。
でも、この『Imitation Lover』って作品は、『SWAN SONG』ほどではないけれど、「わざと何かを書いていない」作品だと思います。その「描写の無さ」が面白さだと思うのですが、その「答え」として、「AS作成」は面白いと思います。
ASとして書くべきものはたった一つに決まっています。この作品に存在しないアレですよ。
ざっと構想は練りました。たぶん、暇さえあれば、シナリオ自体は3日もあれば書けるんじゃないかと思います。ここまで登場人物の設定と背景を描いている作品の「わざと欠かしているモノ」を埋める作業ですから、そんなに難しい話ではありません。むしろ、既存のシナリオとの細部の整合性を取る作業が大変そうなのと、lightの画像等指定コードを待つ形になるでしょう。
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いやあ、私はもともと二次創作すら全くしない人間で、なのに、こうやって、製作者の作った作品に対しどーこう言っているわけです。たまには、具体的反論をしてみないと、怒られちゃいます。
もっとも、作った結果、自分でプレイしてみて出来があまりに?だったら、公開もせずに終えるんですが(笑)。

*1:質的にはともかく。