仕入れ

今日まで東京出張でした。さて、東京駅で、時間が三時間ほど余りました。やること…行くところは決まってますよね(笑)。お決まりの巡回コースを巡ってきました。
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それはさておき、帰ってきたら1/15の日記が話題になっていたようです。以下それに関する雑感。

  • 基本的には1/15への追加コメントの通り。
  • 私は、「ジャンルによる分類」を基本的にしたくないんですね。エロゲだろうが純文学だろうが教科書だろうが、日本語文章である限りは比べます。まあ、求められるモノはちょっとずつ変わってくるんですけど。でも、中身を見ない分類は単なるレッテルじゃないかと。読んだ結果「内容による分類」をして、たとえジャンルが同じでも「比較すべきじゃないな」と思うことはあります。
  • そういう理由でノーベル賞だろうが気に入らなきゃダメと思います(爆)。それは褒める時も同じこと(これ重要)。ノーベル賞だから褒めるワケではありません。そもそもアレもヨーロッパ価値観の賞だし。
  • 時代性は、「作品自体」を評価する際には、「考えない」ことも可能なのかなあ。要は「今の自分にとって大切な作品」を探せばいいわけで。「作家の業績」を考えるには重要な要素ですけどね。
  • 「神」。コメントに書いた通り、完全無神論者の私には抜け落ちがちな概念。同時に、どれだけ神学と宗教史と英文学史と英語を勉強したところで、彼らの感覚と完全に同じモノを理解するのは難しいような気もする…。そういう意味で、「英国人にとってどうか」って議論は、日本人たる「私自身」にはあんまり意味は無いのかな?私、文化差別主義者だしね。
  • ちなみに、『SWAN SONG』は、エンタメ的にあまり面白い作品だとは思わないです。(なので名作に至らない。)
  • ちなみに、『SWAN SONG』を「物語的」だとはあまり思わない…というか、それだと二つのエンドは破綻の結末。むしろ、「何か」を浮き彫りにするために、あえての二つの展開に強引に持っていったんじゃないかと想像。
  • この記事に関するコメントは、Blogならともかく、こっちに書いて欲しいなあ、と。引用のBlogに私に批判的なコメントをされても、私は見ないかもしれないし(逆を言えば、見るかもしれない)。あれじゃ、ある意味、陰口でしょ。