波風

『車輪の国、向日葵の少女』(あかべえそふとつぅ)のレビューを書きました。
すっごく辛口になりました…。最初の3分で感じた通り、一応は法学部に在籍していた私向きの作品では無いなあ、と。逆に、この作品が面白かったという人は法学部に入るべきです(間に合えばですが)。
この作品が、法制度云々を書こうという強い主張があまり無いというのはわかるんですけど、無いなら文句を付けるだけってのはどうよ、と。「じゃあどうするんだ」ってのは、社会人生活をしていると絶えず問われ続ける点で、それが無い現状批判は卑怯です。展開の必然性の無さとか見ても、全体が「軽い」んです。『群青の空を越えて』が凄い作品だったので、アレと比較すると全然見劣りしますかねえ。