あるいは、こなたよりかなたまで

さて、行って来ましたよ、姉の結婚式。
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まず、何がマズかったかって、私は今日の午前中に他でもない『こなたよりかなたまで』をプレイしてから式に行ったことですね。よりによって、あの、私の中でのNo.1の結婚物語を。
今回の件とは別個にプレイしたくなって、流石にクリストゥルーはやらなかった(優/いずみシナリオにしました)のですが、それでもまあ、教会での式の間とか、私の頭の中に浮かんでいたのは別なことでしたからね(汗)。
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それはまあ、さておき。
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ウチの家族はやっぱり泣きませんでした。父も母も、姉も私も。流石だなあ、と思いましたよ。私なんか、雑用をこなせる&頼める唯一の立場の人間なので、式の間中、あっちへ走りこっちへ走り。ウチの親父は細部への気配り根回しをせずには居られない人間なので、今日くらいはと思って私が走り回ったんですけど、やっぱりそーいうどーでもいいことは親父の頭から抜け切らなかったみたいですね。
でもまあ、姉は、ウチの中では最もイズミに近い人間なので、たぶん、大丈夫でしょう。よくもまあ、姉は健全に育ったと思いますよ、正直。
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それでも、昨日の夜に細部の打ち合わせとかで実家に戻ったりしてたのですが、その中で、なんだか親父は小さく見えました。けっこうナーバスになってて、なんだか子供みたいだった。これで本当に繕えれば、それはそれで素顔なんて見せずに、気付かれずに生きているんだろうけど、結局そこまで徹し切れなかったということなのか。まあ、おそらく、悪い傾向ではないんでしょうけどね。
まあ、ウチの家族としては、及第点なのかな?
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それでも、結婚式ってのは、泣くのが健全だと思うんですよ。感情的になって、人目なんてはばからずに泣けばいい。人生で、最も、そうしてもよい時でしょう?そこでしなくて、いつ、するんだ、と。まあ、私も泣けなかったんですけど。
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「在りたいように在る、ということはとても難しい」