外れた、目論見

『えろぼーん』(武礼堂)終わりました。短かったですが、その分、画の枚数の「密度」は高かったような気がします。
結論としては…今一つでした。特に褒めるところがなく、特記するモノも見当たらないので、レビューは書かない予定。
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このゲームについて語ると、おそらく、単なる『ぶるまー2000』(以下、「B2K」)賛歌になります。改めて、B2Kがセンスの塊である(と思う)ことを痛感しました。先週にも書きましたが、このサイトはB2Kを日本で最も褒めているサイトですので、以下、そのつもりで。
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以下、『えろぼーん』(武礼堂)感想。C(凡作)です。
こういう作品に必要なのはセンスです。セリフ一つでニヤッとさせるシーンが幾つも必要です。この意味では、B2Kの方がずっと上でした。
あと、エロシーンが案外普通なんですね。実は、特殊なシチュエーションはほとんどありません。えろぼーんそのものをあまり上手く使えてないと言いますか。
グラフィックは今時のレベルでは力不足を感じました。それと、BGMが弱い。
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最大の失敗は知香をあまりに使えなかったことでしょう。彼女は、上手くやればトンデモないモノに化けたヒロインだと思いますが…。
これこそ、B2K製作スタッフが「次の作品」でやったコトですから。
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このゲームで最も面白かったのは、マニュアルなんですよ。そういう意味では、このチーム、マンガとして作った方が良かったのかも。