以下、私事。

最近、ちょっとErogameScapeにコメントを書くのを遠慮気味なんですよね(これでも)。
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そもそも私がErogameScapeに投稿するようになったのはこのサイトを立ち上げてからずっと後です。それでもまだアクセス数が全然無かった頃ですね。確か昔はユーザーのHPへのリンクが無かったと思います(確か)ので、私は完全に匿名で感想を書いていたと言えます。
でも、HPへのリンクが出来ました。となると、これは匿名で書くと二重投稿みたいなモノだな〜と思ってリンクを張りました。
ところが、私の場合、ErogameScapeに書いた文章と本サイトに書いた文章は全然異なります。それはもちろん本サイトの文章が長すぎるからというのが第一(笑)。そしてもう一つは、ErogameScapeはあくまでも「ひろいんさんの庭」であり、同時に「不特定多数のユーザの目に触れる」からです。
私が自分のサイトで書く文章は、どうしても「自分のために」書きます。正直な話、自分の感想を確実に形にすることが一義的で、そのためにどうしても長くなります(汗)。
でも、ErogameScapeの場合、「他人に紹介する」意味合いを強く感じるんですね(これでも)。あんまりな長文は読まれませんし私も読みませんし(笑)。前に『こなかな』のコメントの真意を書きましたが、「如何に自分の感じたことを他人に伝えるか」は、むしろErogameScapeコメントの方が考えてますね。
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例えば、『パペットプリンセス』の感想は、自サイトよりもErogameScapeに先に感想を書きました。なぜなら、あの作品は従来のぱじゃまソフトが好きな人にこそプレイしてほしいと思ったからです。そして同時に、私はあの作品をエロ目的に買い(汗)、従来のぱじゃまソフト作品とは別系統に考えてました。こういうユーザーって多いんじゃないかと思ったんです。逆にこれまでのぱじゃまを知らない人にはあの作品が単なる陵辱に見えるとも思いました。そうやって、未プレイの人お互いに「誤解される」作品だなあ…と感じたので、即座に「公けの場である」ErogameScapeにコメントを書いたのです。作品の感想というより、「どんな作品か」を匂わす意味で。(効果があったのかはわかりませんw)
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昔は、こうやって「第三者」に見られることを意識したErogameScapeと、「自分」の感想覚書としての意味合いが強かった自サイトを区分してました(境目はけっこう曖昧でしたけど)。ですがここ一年くらいで、自サイトのアクセス数が急速に増え、「自サイト」=「自分のため」のモノという図式はなかなか成り立たなくなってきたのです。
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最近は、いちおう、主観と客観を峻別(しようと)しているつもりです。「思う」とか「私的」って言葉は増えました(それだけと言ってしまえばそれまでですけど)。
でもそれは、ダブルを越えてトリプルスタンダードだとも言えます。①自分の感想②自サイトの感想③他人に見せる為のコメント、と。昔は①=②だったんですが、最近は①≒②です。
となると、②と③はどうしても近くなる。そして、②が人目に触れる機会が多くなった今、改めて③を「他人の庭」で書くことはどうなんだろう、と思わなくもないのです。
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昔は、ホントに、半ば日記代わりにHTMLを使ってました。これが一番体裁を整えやすかったからです。もちろんローカルでも見れるんですけど、内輪の友人関係がコメントくれたりしたのでアップロードしました。それが今や、エロゲに専従するようになって内輪が付いてこれなくなって(笑)、かつアクセスが増えて「不特定多数への公開」という、Web本来の当たり前の機能を果たすようになってしまいました。
自サイトの本来の目的は、やっぱり①自分の感想を書くことなんですよ。それならホントにローカルでもいいんですけど、Webの方がいつの間にかアクセスが増えて、もちろんレスポンスがあれば嬉しいですし、今日に至ってます。
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とりあえずの今後の方向性としては、ErogameScapeには「書く必要を感じた時にだけ書く」っていう風にしようかなあ、と。感想というよりもむしろ簡単な作品紹介みたいな感じでの。あのサイト、書いて上部に載るのは一回きりなので、投稿前にちゃんと練り込まないといけなくて案外難しいんですよね(笑)。
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ErogameScapeにレビューサイトの登録をしてもいいんですけど、あんまり自サイトへのアクセスを増やしたくないってのがあります。あと、私はErogameScapeはコメントこそが命だと思ってますので、それを書けないのは痛いです。実際私も、あそこからレビューサイトを見に行くことはあまり無いですし。