『パペットプリンセス』速報

最後の最後でヤられました。途中まではけっこうビミョーな評価だったんですけど、最後の最後でひっくり返りましたね。
たぶんこの作品、ぱじゃまそふとの作品を初めてプレイする人には理解できないと思います。この作品、ぱじゃまそふと系列でないと絶対に作れません
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以下重大なネタバレあり。
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ホントにネタバレてもいいですか?
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この作品…なんと、『パンドラの夢2』だったんですね。
「夢織り」この言葉が出てきた時、やられた〜と素直に負けを認めました(笑)。「1」未プレイの方、「夢織り」が唐突だとか説明不足だとかあまり怒んないでください。なぜなら、それは既に語られているんです。
最終章のタイトルは「Pandora 永遠という名のゆりかごで」。そう、『パンドラの夢』の最終章は「永遠」。そして「楽園のゆりかご」という曲がありましたね…。
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この「夢織り」から作品を見返して、やっと全体像が掴めてきました。全体的に場面場面の繋がりがイマイチな点が目立つのですが、そのうちのいくつかは(注:たぶん全部ではない)は意図的にやっているはずです。
そして、この作品の感情移入に対する最も大きなポイントとなる「陵辱描写」なんですが、最後までプレイすれば、これが全部和姦であったことがわかるんです。そう考えると、ヒロインの行為に対するプレイヤーの後ろめたさも和らぐってモノです。これは上手い。
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そしてこの作品のもう一つの特徴は、「妹」の描写。
そう、ぱじゃまそふとが、『パンドラの夢』の後の『パティにゃん』の茉理・『PIZZICATO POLKA』の琴梨と続けてきた「妹としての姿」、それを見事に継続し、深化させています。
この世界で穂香に対して強いられるモノは「エロ」であります。それは、「妹」には決して許されないモノなんですよ。恭二が穂香に強いたコスチュームなんかも、無意識のうちに奈緒が「恋人」に持っていたイメージそのものじゃないですか。
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もちろん、だからといってハナから『パンドラの夢2』と銘打って発売したら元も子もありません。ですが「2」として、初代『パンドラの夢』では弱かった「エロ」という要素と、そしてその後のぱじゃまそふとが踏襲してきた「妹」という要素を積み重ねて作り上げた作品でした。
「1」の焼き直しでは決してない「2」。「1」の好評に媚びない「2」。こういう作り方こそ「2」のあるべき姿だと思います。
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さっきも書きましたが、序盤は?な場面も多かったのです。
場面場面の繋がりに疑問を感じる箇所も数多くありましたし、何より奈緒Uzeeeeeeと思いました(笑)、あのシーンの手前までは。
とりあえず参考までに。