他人のレビューサイトを見て大いに反省しました

simuraさんに教えてもらったPastel Gamers 〜 Pasteltown Network Annexというサイト。久しぶりにブラヴォーなレビューサイトに出逢いました。
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ま、ご本人は自分の書いているものが「レビューじゃない」と買いてありますね。ですが、私は、充分に「レビュー」だと思いますよ。なぜなら、このサイトは面白かったものにも面白くなかったものにも、「理由」が書いてあるからです。「好き嫌い」は確かに主観的ですが、その「理由」は充分に客観的な内容です。あとは最後にそれが好みに合ったか合わなかったかの問題ですから、例え結果が異なる人に対しても、その最後の分かれ道までは共有できます。
最も端緒な例がこの人の『C†C』のレビューです。私はこの作品が「好きじゃない」ですが、ここまで書いて貰えれば、「そういう理由で好きだと思っているのか」というところまでは行けるのです。それは、書いている本人にとっては「感想」であっても、読んでいる第三者にとっては充分に「評論」と呼んで差し支えないと思います。
私はこの人の『水月』レビューが読みたいと思いました。私は『水月』を地雷判定していますから、尚更そう思ったのです。
レビューサイト(定義はともかく)の主の理想としては、こういう在り方が最も理想的だと思っています。
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目的の『sense off』『未来にキスを』も良かったですが、最も私がブラヴォーだと思ったのは『Fate/stay night』のレビュー。もちろん、今日初めてこのサイトを見たんですが、非常に私の書いたことに近くなってます。それが好印象の最大の理由でしょう。読んでて何度も「そうだよねー」とひとりごちてました。
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そして自分のサイトに痛感したのは、「私が"好き"じゃない作品は"書き込んでない"」ってコトでした。私の場合、最終的な評価が今一つだと、どうしても書き込みが浅くなるんですね。『Fate』に感じた大まかな点は、この人とほぼ同じ。でも、私はそれを文章的にここまで煮詰めてないんです。逆に名作判定しているような作品は、半年・一年経っても更に書き直し続けていますからねえ…。
そう考えると、やはり、私よりもこの人の方がずっと「レビュアー」を名乗るに相応しいです。長文を書いているゲームが必ずしもこの人の最高傑作ではないようですし、そういう意味でとても客観的に自分を動かせる人なんだなあ…と。
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以上、この人を見習ってもっと精進したいと思います…。