黄金の時

School Days』は私にとって「中高生時代」の重暗い雰囲気を思い出さずにはいられなかった作品だったんですけど、じゃあ、これまでで「大学時代」を思い出したエロゲって何があるんだろうと思い返してみました。
一つだけ、『サフィズムの舷窓〜an epic〜』のエンドですかね。以下、未プレイの人は見ない方が吉です。
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新幻想シナリオ「晩春賦」の中の、以下のセリフ。

天京院 鼎
「杏里、君と出会ったこの2年間は、あたしにとって、確かに黄金だった。
振り返り、懐かしんだ時、間違いなく輝きを放つ、確かな黄金だろう。
それは、いつかまた、君と、君達と会うたび、話すたび、何度でも幾度でも、きっと輝きを放つ。
その確かさがあるから、あたしは、この船を旅立っていける。柄にもなく、そんなものを抱いて、新しい海原へとこぎ出していける。
杏里…。
君に、この、し尽くせぬ感謝と万感をこめて。
じゃあね、杏里、元気で。
いつか、あっけないほどの再会を期して」

このセリフが随分と心に染みるあたり、私の大学生活は幸せだったんだなーと思う。
私は今度、東京まで行って大学時代の友人に会ってくる予定だが、流石にこんなコトは面と向かっては言えんなあ…。