レビューサイトをレビューする④ErogameScape:judge13編

凡作・地雷編なんかやっても公開する意味はないと思いますので、今回はちょっと毛色を変えて、私がErogameScapeにjudge13というIDで書いているコメントについて書こうかと思います。
そもそも自分のHP持っている私がErogameScapeを使っているというところにも一つ論点はありますし、それをまたここで重ねて語るってのもどうかと思わないこともないのですが。まあ、気にしないことにします(汗)。あ、IDがjudgeでないのは、単純に空いてなかったからです。
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こうやって並べてみると、自分のHP上の順位と一致していないものがあることに気付きます。意外と、100点満点制とS〜地雷というランク別評価では、結果が異なってくるものです。特にこの筆者は、やたら点数を細かく付けてますから。
ただし、上位はまったくと言っていいほど安泰です。流石にこの段階は、気を付けて「順序付け」をしています。
長ったらしい自己紹介コメントにもあるように、100点は付けない主義の模様。ま、これは「更に上の作品を期待する」くらいの意味なんですが、やはり、ErogameScapeというサイト自体が、平均75点と80点を一つの基準とする以上、点数を付ける方も闇雲ではなくてある程度そこを考慮しなければ駄目だと思うのです。筆者にも「この作品は他の人にも高く評価して欲しい」と思う作品がありますし、それには出来るだけ高い点数を付けたいようですが、そこは筆者の中での比較も含めある程度我慢しているのが現状です。
最近はちょっと落ち着いてきましたけど、一昔前のErogameScapeは完全なインフレ状態に陥ってましたからねえ。最近のエロゲって、音楽やグラフィックのレベルが当たり前に上がってます。だからといって、昔の作品に単純に+αしてしまっては、このサイトを「見る」方として面白くないとは思いませんか?
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それが原因なのか、なかなか点数付けは極端です。
最高得点を与えたのが『ぶるまー2000』一作である反面、最低得点は『六つ星きらり』『SEVEN-BRIDGE』『シンシア』『檸檬・かなりあ』『陽だまりの陰で』『ホワイトブレス』と、けっこうな作品に付けています。
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見る方も点数を付ける方も点数自体よりコメント重視派であることは疑いがありません。
意図的に自分のサイトと表現を変えているところが多いようです。むしろ、ErogameScapeで書いた文章を自分のサイトに流用することの方が多いかもしれません。結局、自分のサイトではボリュームを気にせず長文を書いてますんで、それをそのまま載せるワケにはいかないんですね(笑)。
あと、コメントにはネタバレを意識していることも目を引きます。これまで自分のサイトでは当たり前に書いてますからねえ。つまり、実は、未プレイ作の評価を知りたければこちらの方が適切ということです。
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POVコメントはあまり書いてません。見る時の参考にもあまりしていないようです。
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ErogameScapeへの書き込み方として、もちろん自分で書く得点・コメントも重要ですが、筆者が最も念入りに行っていると思われるのが「投票」です。
そんなに数を行っていないのは、それに値するコメントをかなり厳選しているからです。誰もがわかっている当たり前の内容では意味がないことはもちろんですが、ただ自分の評価と似ているだけでは不充分で、「その作品の"ツボ"を抑えたコメント」であることが何より欠かせません。
この制度が素晴らしいと思うのは、他の方の書いた、埋もれている名コメントを発掘して日の目を浴びせることができる点です。「なるほど」と思っても、それと同じことを自分のIDで書くわけにはいきませんから。
そんな考えですので、自分のコメントに投票されることは何より嬉しいようです。ただ、マイナス評価への投票はそうでもないのですが…。
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もう一つ、ErogameScapeにはコメントへのレス機能もありますが、これは自分のサイトを持っている関係上、書込も返信も遠慮がちに行っている様子です。
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最後に、筆者が最も上手く書けたと思っているコメントは何でしょうか?
実は…『家飛 カットビ!』です。たぶん、自分のサイトの本編よりも端的にまとまっていてこの作品を見事に表しています。
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以上、「レビューサイトをレビューする」と題しまして、私がどんなエロゲを評価しているかを分析してきました。他の人にはあまり役に立たないでしょうが(笑)、私としては、たまにこういうのをやっておくと、自分の嗜好がすぐわかるので便利なんです。
役立つ点があるとすれば、コイツはこういう風にエロゲを見てるんだと思っていただければ…幸いです。どうしてあの体験版をプレイしながら『プリンセスうぃっちず』(ぱじゃまそふと)を回避したのか、大体の想像はついていただけるのではないかと思います。