ほっとした

某所でこんな記事を読みました。電撃姫に掲載されたらしい、『School Days』のメイザーズぬまきち氏のインタビューです。
言葉ルート第四話「誰よりも大好きなひと」の最後の展開についてです。

そこに入るはずだった「そのまま言葉と付き合い続ける」という部分の絵コンテが上がらなかったからなんです。実は、音声も全部撮り終えていたんですが、「コンテが描けません!」と言われて、泣く泣く諦めてしまったんですね。

正直、ほっとしました。
私、あのルートは最後に進めてたんです(私、好物は最後に取っておく人です)。それまでのシナリオと登場人物の人間性を踏まえ、一つ一つのシーンを入念に読み込んでいってたんです。そして、「このルートは本当に言葉が幸せになれるルートかもしれない」と、あのシーンの手前までは感じてたんです(詳しくはレビュー参照のこと)。
だからこそ、あの展開は展開そのものの???に加え、それまで自分が読んできた点についても「それが本当に正しかったのか」と思わずにはいられなかったんですよ。もし、彼らが本当に言葉を幸せにするためのルートとして第四話の終盤までを描いてきていたのなら、あんな展開は在り得ないですからね。
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このコメントが本当の本当かはわかりませんが、もしあのシーンまでは本当の意味での言葉ルートを作ろうとしていたのなら、とりあえず自分がそこまでに感じていた点は間違いじゃなかったんだな、と。ほっとしました。
そして、あのシーンまでの描写の強さを改めて感じました。やっぱりこの作品、作ってる方は全部わかってるんですよ。
ま、反面、あのまま真・言葉エンドを作って欲しかったと思わずにはいられませんけどね。