レビューサイトをレビューする③抜きゲー編

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これを見れば、筆者が「普通のエロゲー」をどう思っているかがわかる。だって、ここに挙げられて高評価を受けている抜きゲーは濃すぎるから(笑)。ここまでこういう趣味のヒトなら、「表」のライトな恋愛エロゲくらいでは、全然使用不能なことが想像できるだろう。
そこから逆算して、「表」の見方も理解できる。システムに気を使わないのは、他でもなく、「システム的な要素をあまり使わないから」。普通にノベルを読んでゆく上で邪魔になるシステム的欠点には文句を言うが、例えばシーン回想については、文句を言う必要がないのだ。だって、使わないから。逆に、この「裏」の作品には、システム的不満が多く書かれていることに注目したい。
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さて、この筆者の趣味だが…ヒドイな(笑)。
ほのぼの和姦は基本的にダメなようだが、かといってレイプに属性があるわけでもない。むしろ共通項はただ一つ、「堕ちてゆく系」。男性キャラ視点は見事なまでに必要としていない。むしろ、無くても全然構わないくらいの勢いである。衣装としては、何より首輪が好きらしい(爆)。あと拘束系。アナルも意外と。
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抜きゲにはストーリーは必要無いと割り切っているのが目立つ。むしろ『いたいけな彼女』のように、ストーリーに盛り込みすぎると、どこか拒否反応…というより自制心が出てきてしまうようだ。そりゃ、これだけ偏った趣味をしてるから、自分でそれを意識していて、リアル的なモノにはそれを馴染ませてはいけないと線引きしている模様。逆に言えば、それくらい普通じゃない(笑)。
基本的に「表」の作品とは見方も味わい方も求めるモノも全然変えているようだ。「表」にある作品に求める「エロ」は実用に至らない範囲で充分と認識している。
ここまで来ると、「表」と「裏」を同列に並べるのはなかなか難しいだろう。「境目」の作品というのも、逆に付き合いにくい面があるのだ。
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あと、時期的に、突然一気に「裏」系の作品を進めることがある。どうやら「表」の不作や影響作次第で、こちらに手を出すかの意欲が変わるらしい。